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1945年±5年 戦争と復興:激動の時代に美術家は何を描いたのか

こんにちは、まいぷれ広島市南区編集部です。

今回は、広島市現代美術館で現在開催中の、「1945年±5年」展の情報をお届けします。

展覧会概要

「1945年±5年」展は、1945(昭和20)年を境にし、その前後それぞれ5年間の日本の美術がとりあげられています。
その前半は1937(昭和12)年から始まる日中戦争、1941(昭和16)年からのアジア・太平洋戦争の時代、後半は日本が敗戦を迎え、連合国によって占領統治された時代にあたります。

日本近代史上、類を見ない過酷な時代に美術家はどのような表現を行い、社会とどのような関係を築いたのか。

この「1945年±5年」展では、その時代を生きた美術家たちの多様な動きが、油彩画を主とする200点近い作品によって紹介されています。

主な出品作家(50音順)

靉光、石井柏亭、大野俶嵩、岡本太郎、香月泰男、桂ゆき、金山平三、北川民次、北脇昇、小磯良平、
小早川秋聲、駒井哲郎、清水登之、新海覚雄、杉全直、須田国太郎、田村孝之介、鶴岡政男、寺田政明、
名井萬亀、中西利雄、中村研一、花岡萬舟、浜田知明、東山魁夷、福沢一郎、藤田嗣治、古沢岩美、
前田藤四郎、松本竣介、丸木位里・俊、水木しげる、向井潤吉、森堯之、山下菊二、吉田博、吉原治良
ほか(全71作家)
中西利雄《散策》1940年 [前期展示]<br>茨城県近代美術館蔵
中西利雄《散策》1940年 [前期展示]
茨城県近代美術館蔵
小早川秋聲《国之盾》1944年(一部1968年改作)<br>京都霊山護国神社蔵(日南町美術館寄託)
小早川秋聲《国之盾》1944年(一部1968年改作)
京都霊山護国神社蔵(日南町美術館寄託)
久保守《戦後の風景》1947年<br>東京都現代美術館蔵
久保守《戦後の風景》1947年
東京都現代美術館蔵

開催概要

会期 2016年7月30日(土)~10月10日(月・祝)
開館時間 10:00~17:00 ※入場は16:30まで
休館日 月曜日(ただし9月19日(月)、10月10日(月)は開館、9月20日(火)は休館)
観覧料 一般1,030(820)円、大学生720(620)円、
高校生・65歳以上510(410)円、中学生以下無料
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金
主催 広島市現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援 広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送
協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜

◆「1945年±5年」展の特設サイトはコチラ
展覧会の見どころや、作品リストなどの詳細も掲載されています。
ご興味がある方は、是非ご覧ください。

関連プログラム

特別講演会「敗戦と美術─変わったことと変わらないこと」

日時 2016年9月17日(土)14:00~15:30
講師 木下直之(東京大学教授、文化資源学)
会場 広島市現代美術館地下1階ミュージアムスタジオ
備考 ※要展覧会チケット(半券可)、事前申込不要
※モカパス会員は優先参加が可能です。
【申込締切日】2016年9月7日(水)

学芸員によるギャラリー・トーク

日時 2016年8月27日(土)14:00~15:00
備考 「1945年±5年」展担当学芸員が作品解説を行います。
※要展覧会チケット、事前申込不要