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第10回ヒロシマ賞受賞記念 モナ・ハトゥム展

自身の経験と共に贈る、ヒロシマへの想い

世界最初の被爆地である広島市は、世界の恒久平和と人類の繁栄を願う「ヒロシマの心」を美術を通して世界へ訴えることを目的とし、1989年にヒロシマ賞を創設、3年に一度授与してきました。
その第10回ヒロシマ賞の受賞者となったモナ・ハトゥムの受賞記念展が広島市現代美術館で開催されます。

これまでの活動とヒロシマのための新作を紹介する国内初個展

《おろし金の間仕切り》2002年<br>Photo(C)Iain Dickens<br>Courtesy White Cube<br>(C)Mona Hatoum
《おろし金の間仕切り》2002年
Photo(C)Iain Dickens
Courtesy White Cube
(C)Mona Hatoum
1952年にパレスチナ人の両親のもと、レバノンの首都ベイルートに生まれたモナ・ハトゥムは、イギリスに旅行中の1975年、レバノン内戦の勃発により帰国することができなくなります。
以来、レバノンそしてイギリスという異境に暮らしてきたパレスチナ人として、二重に追放された自らの境遇に根ざしながら、疎外された人間の苦しみや、政治的な抑圧、ジェンダーの問題など様々な社会的矛盾を、パフォーマンスや映像、そしてインスタレーションや彫刻で表現してきました。

ヒロシマと向き合いながら生み出された作品とともに、今回の展覧会は、人類の歴史において最も悲惨な出来事の一つであるヒロシマを、さらに普遍的な問題として考えるための機会になるのではないでしょうか。

展覧会の見どころ

●日本初個展!注目作家の全貌を紹介
今回のモナ・ハトゥム展は、インスタレーション立体・平面作品映像作品ほか、彼女の幅広い創作活動の全貌を日本で初めて本格的に紹介するものです。

●今回のために制作された広島に捧げる新作を披露
被爆の実情に触れヒロシマに正面から向き合い生まれた新作5点を初披露。

●ヒロシマ賞、約30年の歩みと重み
記念すべき第10 回受賞記念展となる今回の展覧会は、広島の地でヒロシマ賞の意義とともに感じ考えていただくきっかけになるのではないでしょうか。

略歴

《ホットスポットIII》2009年<br>Photo Agostino Osio<br>Courtesy Fondazione Querini Stampalia Onlus,Venice<br>(C)Mona Hatoum
《ホットスポットIII》2009年
Photo Agostino Osio
Courtesy Fondazione Querini Stampalia Onlus,Venice
(C)Mona Hatoum
モナ・ハトゥム
1952年にパレスチナ人の両親のもと、レバノンの首都ベイルートに生まれる。
ベイルート・ユニヴァーシティ・カレッジでグラフィック・デザインを学ぶが、イギリスに旅行中の1975年、レバノン内戦の勃発により帰国できなくなり、以来ロンドンに留まる。
バイアム・ショー美術学校、スレイド美術学校に通い、ミニマリズムやコンセプチュアル・アートの影響を受けた作品を制作する。
1980年頃から自伝的なアプローチと身体的な感覚を通して表現したパフォーマンスや映像作品を制作。
1980年代末からはミニマリストの美学を受け継いだインスタレーションによってジェンダーや政治的な課題など、普遍的な問題を扱ってきた。

<主な受賞歴>
1995年 ターナー賞(イギリス)
2004年 ロズヴィータ・ハフトマン賞(スイス)
2010年 ケーテ・コルヴィッツ賞(ドイツ)
2011年 ジョアン・ミロ賞(スペイン)

<主な個展>
1994年 ポンピドゥー・センター(パリ)
1997年 シカゴ現代美術館
1998年 ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート(ニューヨーク)
1999年 カステロ・デ・リボリ(トリノ、イタリア)
2000年 テート・ブリテン(ロンドン)
2004年 ハンブルク・クンストハーレ(ドイツ)
2012年 ARTER(イスタンブール)
2015年 ポンピドゥー・センター(パリ)ほか

<主な国際美術展>
1991年 ハバナ・ビエンナーレ
1995年 リヨン・ビエンナーレ、イスタンブール・ビエンナーレ、ベネチア・ビエンナーレ
1998年 サンパウロ・ビエンナーレ
2002年 ドクメンタ
2005年 ベネチア・ビエンナーレ
2006年 シドニー・ビエンナーレ
2007年 シャルジャ・ビエンナーレ
2012年 リバプール・ビエンナーレ

展覧会

会期 2017年7月29日(土)~10月15日(日)
開館時間 10:00~17:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日 月曜日 ※ただし祝休日に当たる場合は開館し、翌日休館
観覧料 一般1,030(820)円、大学生720(620)円、高校生・65歳以上510(410)円
中学生以下無料
※()内は前売りおよび30人以上の団体料金
主催 広島市現代美術館、朝日新聞社
後援 広島県、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ
テレビ新広島、広島エフエム放送、尾道エフエム放送

関連プログラム

◆7月29日(土)
14:00~ モナ・ハトゥム講演会

ヒロシマ賞について

主旨

美術の分野で人類の平和にもっとも貢献した作家の業績を顕彰することを通じて、広島市の芸術活動の高揚を図るとともに、「ヒロシマの心」を広く全世界にアピールし、人類の繁栄に寄与する。
合わせて、この賞を受賞した作家の展覧会を開催して芸術の発展に寄与し、ヒロシマ賞の意義を高める。

選考の基準と選定方法

<基準>
・美術の分野(平面、立体、映像、デザイン、建築等)で評価の高い活動を行っている個人あるいはグループ。
・ヒロシマの心にふさわしい制作活動を行っている個人あるいはグループ。
・美術館で単独の展覧会を開催する意義がある個人あるいはグループ。
・国籍、年齢は問わない。

<選定方法>
世界各地の美術館長、美術評論家等で構成する「推薦委員」と、過去の受賞者からなる「特別推薦委員」から推薦された作家等をとりまとめ、国内の美術館長、美術評論家等で構成する「選考委員会」で絞り込みを行う。
その結果をもとに、有識者、美術専門家等で構成する広島市ヒロシマ賞受賞者選考審議会で、受賞候補者を決定する。

過去の受賞者

●第1回(1989年決定) 三宅一生/デザイン
●第2回(1992年決定) ロバート・ラウシェンバーグ/美術
●第3回(1995年決定) レオン・ゴラブ&ナンシー・スペロ/美術
●第4回(1998年決定) クシュシトフ・ウディチコ/美術
●第5回(2001年決定) ダニエル・リベスキンド/建築
●第6回(2004年決定) シリン・ネシャット/美術
●第7回(2007年決定) 蔡國強/美術
●第8回(2010年決定) オノ・ヨーコ/美術
●第9回(2013年決定) ドリス・サルセド/美術

お問合せ先

開催場所 広島市現代美術館
住所 〒732-0815 広島県広島市南区比治山公園1-1
連絡先 TEL/082-264-1121(代表) FAX/082-264-1198

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