南区いろいろ調査隊
2月3日は節分の日
皆さんは、なぜ節分に豆をまくかご存知でしょうか?
豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈るという意味があるそうです。
一説によると、はるか昔のこと、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話から「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるといわれており、この話から節分には豆をまき、無病息災を祈るようになったそうです。
豆まきとは一般的に、一家の主または「年男」(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされているようですが、家庭によっては家族全員で豆をまく所も多いようです。
また、まいた豆は自分の数え年の数だけ拾って食べると、病気にならず健康でいられると言われています。
注意しなければならないことは、豆まきに使う豆は炒った豆でなくてはなりません。
なぜなら、生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いからです。「炒る」は「射る」にも通じ、また、鬼や大豆は陰陽五行説(「木」「火」「土」「金」「水」の五行)の「金」にあたり、この「金」の作用を滅するといわれる「火」で大豆を炒ることで、鬼を封じ込めるという意味があります。そして最後は、豆を人間が食べてしまうことにより、鬼を退治した、ということになるわけです。
南区の豆まきイベント一覧
神田神社
日時:2月2・3日 18時より
場所:〒734-0004
広島県広島市南区宇品御幸4丁目1-15