広島市南区のおすすめイベント情報
ゲンビ「広島ブランド」デザイン公募2017(審査結果・展覧会開催)
広島を効果的に魅せる。アイデア勝負の公募プログラム。入選作品9点が決定しました!
昨年、まいぷれ広島市南区編集部でもご紹介した、広島市現代美術館主催の「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募2017」の入選作品が決定しました。
特別審査員の、デザインジャーナリスト・川上典李子氏、建築家/建築史家・藤森照信氏、デザイナー・皆川明氏3名と、広島市現代美術館によって選ばれた入選作品9点を公開します。
特別審査員賞(3作品)
川上典李子賞
北川太我 《架~KAKARI~》 [愛知県在住]
広島の伝統工芸である宮島細工の箸、宮島焼の箸置、備後絣の敷物を組み合わせた提案。箸は「瀬戸内しまなみ街道」の尾道大橋・因島大橋・生口橋をイメージし、箸置はそれぞれの橋が架かる島の形を、敷物は約140 の島が点在する穏やかな瀬戸内海を表現している。日本的な言葉遊びをデザインに取り入れ、島々をつなぐ「橋」のように、架け橋としての「箸」が人と食とを結ぶ。
藤森照信賞
博多 努 (一級建築士事務所Tree) 《HIROSHIMA FAN・MIYAJIMA FAN》 [広島県在住]
広島の世界遺産であり、2016 年に登録20 周年を迎えた原爆ドームと厳島神社。この二つの場所の記憶と情報を時間的要素と空間的要素に分け、折り畳めるコンパクトな道具/情報ツールである扇(FAN)の表面と裏面に掲載する。FAN には「扇」の他に「愛着」という意味が重ねられている。
皆川明賞
北山裕貴 《水が“わ”を呼び、色をつくる》 [広島県在住]
広島市中心部を流れ、近隣には原爆ドーム及び平和記念資料館、そして厳島へ向かう高速船の桟橋がある元安川の水上にデッキを作る建築プラン。簡易店舗が設置され、野外ライヴも行われるデッキの上で人々の「輪」、そして「和」が生まれる。8 月6 日の夜には、川を流れる色とりどりの灯籠を鑑賞する場所になる。
イベント情報
会期 | 2018年2月17日(土)~3月4日(日) |
開館時間 | 10:00~17:00 ※入場は16:30まで |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 無料 |
お問合せ先
地図